
クリスマスは家族で過ごすという方も多いでしょう。子供にとっては年に一度のお楽しみで、朝からプレゼントやクリスマスケーキのことで頭がいっぱいの一日です。しかし大人にとっては、プレゼントやケーキの出費で頭が痛くなるイベントでもあります。
できるだけ出費を抑えて、楽しいクリスマスにしたいところです。そこでおすすめなのは、子供と一緒に手作りケーキを用意する方法です。一緒に作ることで、出費を抑えるだけでなく食育にもつながるので、メリットもたくさんあります。
ホームパーティーにおすすめのクリスマスケーキ
クリスマスは自宅でお祝いするというご家庭では、「お母さんのケーキが食べたい」とおねだりされることもよくあります。しかし、お菓子作りが苦手な方にとっては、ケーキを手作りするのは難しく感じるでしょう。
そこで、だれでも簡単に作れるクリスマスケーキをの例を挙げてみました。子供と一緒に作って、パーティーを盛り上げてくださいね。
カップケーキは大量に作れて変幻自在
クリスマスケーキを初めて作る方には、カップケーキがおすすめです。カップケーキは、あらかじめ小麦粉やベーキングパウダーが混ぜられた「マフィンのもと」「マドレーヌのもと」などの市販品を利用すると便利です。あとは卵や牛乳といった一定の食材があればいいので、自宅にあるもので作れます。
デコレーションも比較的簡単で、グリーンの着色をしたクリームをのせてツリーにしたり、イチゴをサンタの帽子のようにしてかわいく飾り付けすることもできます。
初心者におすすめのホールケーキはスノーマン
市販のスポンジケーキを購入すれば、生クリームやイチゴ、チョコスプレーといった材料で簡単にデコレーションケーキに挑戦できます。初心者におすすめなのは、真っ白なスノーマンです。
デコレーションのベースは生クリームなので出費も抑えられますし、クリームをラフに塗るだけで雪のような質感が表現できます。あとは、チョコペンや市販の製菓、イチゴなどを利用して顔や帽子を作れば良いので、初めての方も取り入れやすいモチーフです。
小さな子供と楽しむならもっと身近な食材で
まだ子供が小さいご家庭では、生クリームや砂糖の量が制限されることがあります。そんなときには、パンやビスケットなど身近な食材を使用するのがおすすめです。
型などの調理器具にお金がかからないことも、うれしいポイントです。
食パンを使ったクリスマスケーキ
まだ1~2歳の子供と一緒に作るクリスマスケーキは、サンドイッチ用の食パンをくるくると巻いて円形にしたり、何枚か重ねて土台にする方法がおすすめです。この年齢の子供が食べるなら、生クリームは控えめにした方が良いので、豆乳やヨーグルトのクリームで代用しましょう。
この時期の子供は、本格的なデコレーションケーキでなくても、簡単なケーキ作りで十分にクリスマスの雰囲気を楽しめます。作りながら子供がつまみ食いをしてしまったとしても、それも楽しい思い出になります。
ビスケットを土台にすればやけどの心配なし
もう少し大きくなって3~5歳になると、料理のお手伝いも楽しくなります。しかし、火を使ったりオーブンで加熱する料理はやけどの心配もあり、一緒に作るのは勇気がいるでしょう。
そんなときには、ビスケットを牛乳でふやかして土台にするのがおすすめです。火を使わず安全にケーキ作りが楽しめますし、一般的なデコレーションケーキと同様にアレンジできます。
クリスマスケーキを手作りで用意するメリット
クリスマスには、数々のクリスマスケーキが販売されているにもかかわらず、わざわざ手作りで用意するメリットは何でしょう。
出費を抑えるといっても、初めてケーキを手作りする場合や作るケーキの種類によっては、型や小麦粉などの材料費でかえって高くなってしまうこともあります。一体何に魅力を感じて、手作りケーキを用意するのでしょう。
子供が自由な発想でデコレーションできる
購入するクリスマスケーキはあらかじめデコレーションが決まっているため、あとから飾りを付けたすのはもったいない気がします。しかし手作りの場合は、子供が自由な発想でデコレーションできるため、工作のような感覚で楽しむことができます。
一緒に作ることで興味が湧いてくる
子供と一緒にクリスマスケーキを作ることで、食育につながるケースがあります。まだ食にそれほど興味のない子供は、小麦粉や卵、バターを使ってケーキが作られるということを知って驚くでしょう。
クリームの絞り方ひとつでケーキの雰囲気が大きく変わったり、デコレーションの難しさを体感したりするのも、子供の教育につながるのではないでしょうか。
まとめ
クリスマスケーキは子供が楽しみにしている食べ物のひとつです。そんなメニューだからこそ、一緒に作って楽しんでみませんか?
プロのようにうまくできなくても、一緒に作ったという大切な思い出が残ります。もちろん、市販のケーキにアレンジを加えるというのもひとつの方法ですので、それぞれのご家庭に合った方法を見つけてみてくださいね。