2017/10/22

クリスマスケーキの半額セールには理由がある!ケーキの裏話

クリスマスケーキ,半額

冬はクリスマスをはじめ、お正月、バレンタインなどイベントが続くので、できるだけ出費を抑えたいところです。そのため、クリスマスケーキが割引されるタイミングを見計らって購入したいと考える人も多いでしょう。
しかし、実際にケーキを半額セールで売っているケーキ屋さんは、それほど多くありません。割引されるお店は限られており、その背景にはクリスマスならではの理由もあります。そこで、半額セールを行うお店と、そうでないお店との違いをまとめてみました。

ケーキ屋さんでは半額にならないことがほとんど

クリスマスケーキ,半額

ケーキ屋さんで売られているクリスマスケーキは、あまり半額になることがありません。それは、予約数や予約期間を限定していることが多く、ケーキの製造量が限られるからです。
また、当日販売する分も、25日のうちに売り切れることがほとんどです。これには、前年までの統計からきちんと需要と供給を考えて、必要な数だけ作っているからです。

予約販売しているケーキ屋さん

予約販売のみを行うケーキ屋さんは、趣向を凝らしたデザインのクリスマスケーキが多く、技術の高いパティシエが必要です。そのため、限られた期間で作れる数が決まっており、その分だけ予約を受けるシステムになっています。
こうすることにより、廃棄する商品が出ることも防げるので、ケーキ屋さんにとって損をすることが少ない方法といえます。

人気店では当日販売分も即売り切れる

予約販売だけでなく、当日購入できるクリスマスケーキを販売しているケーキ屋さんも、数多くあります。というのも、当日になって急にケーキが必要になったり、クリスマスムードを味わいたくなったりする人も多いからです。しかし、人気店では当日販売分も午前中に売り切れて、午後には購入できないことがあります。
反対に、たくさん余って割引しているケーキ屋さんは、まだニーズの把握ができていない新規店舗や、工場生産を行っているお店という可能性も考えられます。ただし、割引といっても1~3割引きで販売していることが多く、大幅な値下げはあまり見られません。

半額の確率が高いのはスーパーやコンビニ

クリスマスケーキ,半額

半額になる確率が高いのは、スーパーやショッピングモール、コンビニといった大手の販売店です。こういったお店では、25日の夕方ごろからセールを実施することが多く、夜まで残ってしまった商品には半額のシールが貼られていることもあります。

何時ごろが狙い目?

半額のクリスマスケーキを狙うなら、25日の夕方18時以降がおすすめです。なぜなら、クリスマスが終わった26日からは、年末年始の商品へ一気に入れ替えが行われるからです。
また、ケーキは生もののため、賞味期限が本日中となってしまい、日付を過ぎれば廃棄処分になってしまいます。無駄になってしまうよりは、セールで少しでも売れたほうが、お店としても損がすくないのです。

予約販売とはラインナップが異なる

予約商品の場合、数を限定したり予約数のみ製造することが多く、店頭に置かれているものとは商品が異なります。そのため、予約販売で打ち出されている商品を半額で購入することは困難といえるでしょう。
店頭に置かれているのは、こういった限定商品ではなく、イチゴがのったデコレーションケーキなど、定番のクリスマスケーキであることがほとんどです。そのため、クリスマスに特別なケーキを味わいたいという人には不向きといえるでしょう。

なぜコンビニやスーパーは売れ残りが出る?

クリスマスケーキ,半額

コンビニやスーパーに置いてあるクリスマスケーキがなぜ売れ残ってしまうのか、その答えは作り方と売り方にあります。
一般的なケーキ屋さんでは、ひとつひとつ手作りでケーキを作っていますが、スーパーやコンビニのクリスマスケーキは工場で大量生産されています。また、防腐剤や冷凍保存など技術的な進歩により、製造から販売まで長い期間が取れるようになったため、”作りだめ”も可能なりました。そのために、実際に売れる量より多く仕入れて売れ残っても、損が出にくいような価格で仕入れられるのです。

大量製造による売れ残り

冷凍技術が向上してからは、生クリームをのせたデコレーションケーキも、冷凍して配送することが可能になりました。大手企業が大量にクリスマスケーキを製造・販売できるようになったのも、冷凍技術が向上した成果といえるでしょう。
冷凍されたケーキは、解凍日を製造日として記載できるため、売れ残りを解凍して、翌日セール品として販売することが可能です。そのため、こういったケーキはクリスマスが終わった26日にも、半額などに値引きされて販売されていることがあります。

ケーキ屋さんで売れ残りが少ない理由

ケーキ屋さんの場合、いくら12月に需要が伸びるとはいえ、使用できる機材や人員数は簡単に変更できません。そうすると、製造できる数は自然と限られてきます。こういった背景もあり、予約販売という形式が一般化しているのです。
冷凍するにしても、工場での製造のように大容量の冷凍庫を置くことは難しいでしょう。冷凍という手法を取っていないケーキ屋さんでは、できるだけ売れ残りが出ないよう工夫をしてクリスマスケーキを販売しているのです。

まとめ

半額のケーキを購入できるのはうれしいですが、その背景にはさまざまな事情があります。冷凍のケーキも技術の進歩で今はおいしく食べることができるようになりました。ただ、冷凍のケーキは動物性の生クリームを使用できないため、風味が物足りなく感じる人もいるかもしれません。
好みが分かれるところでもありますが、ケーキ屋さんのだわりのケーキを求めている場合には、必ず事前に予約をするようにしましょう。